AGAについて

今回は「AGA」についてご紹介します。

その前に最近増えてきている「コロナ脱毛」について簡単に説明します。ニュースなどでも取り上げられていますが、新型コロナウイルスに発症した方、ワクチン接種した方が2~3か月後に抜け毛が増える症状のことです。当院でもその相談が大変増えてきています。抜け毛の種類としては、円形脱毛症が大半で、9割は女性の方です。円形脱毛症は、自己免疫疾患によって起こるとされています。体に侵入してきた細菌やウイルスを排除する免疫システムが働かず、自分の体の正常な細胞を敵として攻撃してしまう疾患になります。マイクロスコープで拡大して見ると髪の毛が切断された様な状態となります。
自己免疫疾患の原因は解明されていません。またコロナの後遺症などとの因果関係も解明されていません。ただ治療法に関しましては従来の円形脱毛症と同様であり、当院で回復された方も出てきております。治療は、飲み薬・塗り薬・発毛注射を行います。ご予算や状態によって治療をしております。診察・カウンセリングも無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。

次にAGAについて説明していきます。

AGA(Androgenetic Alopecia)とは、男性型脱毛症のことで、10代後半から額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなり、進行して行くのが特徴です。

その原因は「円形脱毛症」とは全く異なります。原因としては、一般的に遺伝や特に男性ホルモンが関係しています。ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの一種が原因物質となります。同じく男性ホルモンの一種であるテストステロンと5αリダクターゼという還元酵素が結合することで、DHTが生成されます。

DHTが前頭部や頭頂部の髪の元になる毛母細胞へと栄養を送る毛乳頭細胞に取り込まれて毛母細胞の働きを低下させます。ヘアサイクルに悪影響を及ぼすサインを出し、髪の成長期が短縮されることで、太く健康な髪が生えにくくなり、ボリュームが減り、薄毛となっていきます。

そのためテストステロンが5αリダクターゼによってDHTへと変化してしまうこと自体を防げば、薄毛(抜け毛)の進行を抑えることにも繋がるのです。その治療は飲み薬での治療しかありません。まず抜け毛の進行を抑える「抜け毛治療」をする、そして塗り薬や頭皮の皮下に直接栄養素や成長因子を注入する治療などで、「育毛治療」「発毛治療」をして初めて増毛に繋がるのです。

「抜け毛治療」の薬は2種類のみしかありません。デュタステリド(ザガーロ)とフィナステリド(プロペシア)になります。どちらか1種類を服用します。5αリダクターゼの働きを抑制してあげることで、DHTの生成を防ぎます。

2種類の違いは、薬の成分も違うため、その特徴も異なります。デュタステリドは主に前頭部や頭頂部に作用するのに対し、フィナステリドは主に頭頂部にのみ作用します。5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、デュタステリドは両方に働き、フィナステリドはⅡ型にしか働かないという点が大きな違いだといえるでしょう。

 

AGAは進行性で、何もしないでいると徐々に進んで生きます。進行を抑える為には早めのケアが大切です。不安を抱えたまま放置することはメンタル的にも良い事ではなく、ストレス性の脱毛を併発する可能性もあります。一人で悩んでいても解決しません。まずは診察・カウンセリングをおすすめいたします。

ご予約もお電話もしくはホームページでできますので、お気軽にご来院を頂くことが可能です。診察・カウンセリングも無料となりますのでご安心ください。

ぜひご来院をお待ちしております。

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料金

※当院は全て保険診療適応外の自由診療となります。

診察・カウンセリング・再診料      無料

ザガーロ(先発医薬品)

1箱30日分 8,800円

デュタステリド(後発医薬品)

1箱30日分 7,150円

プロペシア(先発医薬品)

1箱28日分 8,800円

プロペシアジェネリック(後発医薬品)

1箱28日分 7,150円

1箱90日分 21,450円