瀰漫(びまん)性脱毛症|大宮中央クリニック
びまんとは「全部均等」というような意味として使われていて、頭髪全体が均等に脱毛して全体的に薄くなる脱毛症です。
びまん性脱毛症は20歳以上の女性の約40%、男性の約20%において、少なくとも生涯に一度は発症するとされています。
びまん性脱毛症は女性特有の脱毛症と思われている方もいらっしゃいますが、男性の方でも、び漫性脱毛症は発症いたします。
主にホルモンバランスが崩れることによって髪の毛に影響があります。元々は老化で起こり得る脱毛症として中年以降の女性に発症する脱毛症とされていましたが、近年では10代、20代前半の男性・女性ともに発症する脱毛症です。
原因としては様々で、老化だけでなくストレス・極端なダイエット・誤ったヘアケア・経口避妊薬(ピル)の内服なども原因と言われます。
びまん性脱毛症の治療法としては、び漫性治療薬のパントガールやルグゼバイブでびまん性脱毛の進行を止めることが先決です。
さらに改善するには、育毛栄養補充(プラセンタ)や育毛血管拡張(ミノキシジル)で育毛し、休止状態の毛根にはハーグ療法で毛母細胞の活性化をすることでヘアサイクルを元に戻します。